発信時間 : 2017年02月27日20時52分 月曜日
福島・浪江町の港に漁船戻る !!!
東京電力福島第1原発の事故で、福島・浪江町の請戸漁港から避難していた漁船26隻が、岸壁の復旧工事を終えた請戸漁港に戻ってきた。
避難先の南相馬市の漁港を出港する26隻の船団。
大漁旗をはためかせ、海を進む。
向かうのは、福島第1原発から、およそ7km離れた浪江町の請戸漁港。
復旧工事を終えた岸壁では、漁師の家族などがその時を待つ。
現在、原発から半径20km圏外で行われている試験操業だが、3月にも半径10km以上に拡大される見通しとなったため、本来の港に船を戻した。
漁師は、「何となく懐かしいような感じになりました。6年も過ぎてようやくだったので」、「自分の港で漁をして、帰って水揚げできるのが一番だと思う」などと話した。
6年ぶりに、本来の漁港に戻ってきた漁師たち、止まったままの時計の針が、少しずつ動き出した。
—終わり—