安倍氏「政権取ったら集団的自衛権を導入」

発信時間:2012年10月17日14時00分    水曜日

安倍晋三総裁

日本の次期首相の有力候補とされる、最大野党・自民党の安倍晋三総裁が「自分が政権を取ったら、集団的自衛権を導入する」と強調した。

朝日新聞が16日報じたところによると、安倍総裁は15日、東京を訪問した米国のウィリアム・バーンズ国務副長官と面会し「政権を取ったら、集団的自衛権 についての憲法解釈を変更する」と述べたという。集団的自衛権とは、同盟国が攻撃を受けた場合、これを自国に対する攻撃と見なし、反撃できる権利で、日本 政府はこれまで、集団的自衛権の行使は憲法解釈上禁止されているとの見解を示してきた。

安倍総裁は「集団的自衛権の導入が 日米同盟の強化につながり、地域の安定に貢献する」とも述べた。また、安倍総裁は尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権をめぐって中国と対立している問題に 関し「わが国はこの問題について、1ミリでも譲歩するつもりはない。米国が領有権問題を含め、日本側をもっと支持してほしいと思う」として、積極的な協力 を求めた。

だが、バーンズ副長官はこの問題について、米国が中立の立場であることを改めて表明した。バーンズ副長官は「外 交や対話を通じ解決するというのが米国の基本的な姿勢だ。緊張が高まることはどの国にとっても利益にならない」と語った。また、独島(日本名:竹島)の領 有権をめぐる韓日両国の対立を意識し「米国は東アジアで、日米同盟や韓米日同盟を重視する」と強調した。

一方、バーンズ副 長官は、安倍総裁が米国主導の環太平洋経済連携協定(TPP)に消極的なことを意識し「日本経済が回復するためにはTPPが必要だ」と遠回しに批判した。 これに対し安倍総裁は「日米両国間で(TPPに関する)冷静な対話をしていくことが重要だ」と語った。

安倍総裁はまた、毎 日新聞とのインタビューで、靖国神社への参拝に関し「私の政治信条から類推してほしい」として、参拝する意向を表明した。なお、安倍総裁はかつての首相在 任中(2006-07年)には周辺国を意識し、靖国神社に参拝しなかったが、退任後「参拝しなかったことを後悔している」と発言したことがある。安倍総裁 は今月17-20日に予定されている靖国神社の行事の際に参拝するとみられる。

 

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