歴史の中の橋

日本三名橋のひとつ瀬田の唐橋。近江八景「瀬田の夕照」に描かれて、瀬田橋あるいは瀬田の長橋(ながはし)として多くの文学作品に登場し、古くから有名な長橋です。最初に架けられたのは定かではありませんが、日本書紀に登場しているのでかなり古いです。 昔から、「唐橋を制するものは天下を制する」といわれるほど、京都の喉もとを握る交通・軍事の要衝であり、何度も戦乱の舞台となってきました。現在のように大橋・小橋の形になったのは、織田信長瀬田の唐橋(1534~1582)が架け替えてからといわれています。  
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