日本の新内閣、バランスを重視 5つの特徴

発信時間:2012年12月29日16時34分           土曜日

第2次安倍晋三内閣が発足し、記念撮影に臨む新閣僚=26日夜、首相官邸(宮川浩和撮影 )

自民党は3年3カ月ぶりに政権を奪還 した。政権安定、適切な内閣人事は、安倍氏の主要課題となっている。専門家は、「発表された閣僚名簿を見る限り、安倍氏が慎重に検討したことが分かる。し かし安倍氏は今後強いプレッシャーに直面することになり、苦しい政権運営を強いられるだろう」と指摘した。
上海国際問題研究院学術委員会の呉寄南副主任は、第二次安倍内閣の閣僚名簿には、次の5つの特徴があると分析した。
(一)安倍氏は派閥の代表者ではな く、党内の基盤がもろく、第一次内閣に続き「お友達内閣」と非難された。今回の新内閣で、安倍氏は党内の各派閥の代表者を起用し、政権の支持を取り付け た。自民党元総裁の麻生太郎氏、谷垣禎一氏、および総裁選を争った石原伸晃氏の起用が注目を集めた。

谷垣禎一

石原伸晃

(二)バランスを重視した内閣となった。日米・日中関係は新内閣にとって非常に重要であり、親米派の麻生太郎氏と石原伸晃氏を起用し、「知中派」とされる谷垣禎一氏と太田昭宏氏を起用した。
(三)新内閣には2名の女性(稲田朋美氏、森雅子氏)が入閣し、自民党の男尊女卑の伝統を打ち破り、面目を一新した。

稲田朋美 行政改革大臣

森雅子

(四)新人が増加した。新内閣にはベテラン議員が多くいるが、過半数は副大臣、事務次官級で、今回初入閣を果たした。

下村博文 文部科学大臣

新藤義孝 総務大臣

(五)安倍氏は重大な責任を担っており、強いプレッシャーに直面している。日本経済回復は、安倍氏の首相就任後の最重要課題であり、来年7月の参議院選挙を順調に乗りきれるかに関わってくる。
呉副主任は、「今回の新内閣のうち、 経済担当者の実力は高くない。麻生太郎氏を副総理・財務相としたが、経済回復の面で安倍氏は重大な責任を担う。新任の小野寺五典防衛相は門外漢で、岸田文 雄外相も経験不足だ。中日関係の膠着状態を打破するために、安倍氏は知恵を絞る必要がある」と指摘した。

小野寺五典 防衛大臣

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