発信時間:2014年01月15日09時54分 水曜日
重さ5トンの大俵を東西に分かれて引き合う新春の伝統行事「大俵引き」が14日、福島県会津坂下(あいづばんげ)町で行われた。
高校生から60歳代までの引き子約110人が、かけ声に合わせて大俵につながる綱を引っ張り合った。
3回勝負で東が勝ち、「米価が上がって商売繁 盛に恵まれる」との結果になると、歓声が上がった。宇都宮市の会社員男性(47)は「福島は原発事故以来、大変な状況が続く。商売繁盛で元気を盛り返して ほしい」と話した。
約400年前に始まったと伝えられ、一時途絶えたが、戦後に現在の形で復活した。西が勝つと「豊作に恵まれる」とされる。
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